クリニックブログ
Patient's voice
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クリニック前の桜並木がピンク色に染まる季節になりました。
こんにちわ。歯科衛生士の渡辺です。
今回は第4回目の矯正治療日記を更新していこうと思います。
さて、今回は矯正用ミニインプラントのお話です。
皆様、インプラントと聞いてどのようなものを想像されますか?
おそらく大きな太いネジを想像されるかと思います。
矯正歯科で使用するインプラントは直径1.4~2mm、長さ6~10mm程度の非常に細いチタン合金製のネジで、治療が終了したら除去してしまいます。
私の場合、上顎前突(出っ歯)改善の為、上顎の小臼歯を2本抜いて、このネジを歯茎に一時的に埋入し矯正治療の補助として使用しました。
これにより、より大きく上の歯を内側に引っ込めることができます。
矯正用ミニインプラント埋入後の写真がこちらです。
矯正用ミニインプラントを入れる際はしっかり麻酔をして行います。
レントゲンで位置を確認しながらドライバーのような器具でネジを回し入れて終了です!
入れる際は、押されるような感覚はありますが痛みも出血もほとんどありません。麻酔をしてから約30分程度で終わりました。
麻酔が切れた後は若干の鈍痛があったものの、我慢できるほどだったので痛み止めは服用せず、化膿防止のため抗生物質を3日間ほど服用しました。
一般歯科で行うインプラント治療は歯茎を切ったり縫ったり骨を削ったりする小手術をして埋入しますが、矯正治療で行うインプラント治療はそのまま歯茎にネジを打つので、あっという間に終わってしまいます。
矯正用ミニインプラントが安定したら、歯を抜いた隙間を閉じるようにインプラントを使って前歯を後ろに下げます。
私の場合歯が動くのが遅く抜歯スペースが閉じ切るまで時間がかかりました。(やっと最近閉じました、、、!)
これからは最終的な噛み合わせの微調整に入ります。
いよいよ矯正治療日記も終盤です!
次回は最終的な治療からブラケットが外れるまでのお話をしていく予定です。
自分自身が一番ワクワクしておりますが、このブログを毎回読んで下さった方へ。どうぞ楽しみにしていてください!