こんにちは。歯科衛生士の笹原です。

今年も待合室の窓から見える川沿いの桜が綺麗に咲き始め春の訪れを感じます。

さて、今回のブログでは『カラーゴム（モジュール）』についてお話ししたいと思います。

矯正でいうゴム（モジュール）とは、歯を動かすために歯の表面に付けた粒々の装置（ブラケット）と、その間に通したワイヤーの上にかける小さなゴムのことをいいます。

日本では、このゴムの色はクリア（透明）なものが一般的でしたが、最近では、矯正もお洒落に楽しもうという考えが広がっており、色の展開も豊富です。

当院では現在、６色のカラーゴムがあり、色も自由に組み合わせられるため、お子様を中心に人気があります。

しかし、ゴム（モジュール）は飲食による着色で、次第に変色していくというデメリットがあります。

例として、一番色が濃く付きやすいとされているカレーとコーヒー（ドリップタイプ）にゴムを丸2日漬けたものを比較してみました。

注：種類や摂取頻度により着色度合いは異なります。

このように、最初は透明なゴムも着色により徐々に目立ってきたり、ゴムの色によっては色の変化があまりでないものもあります。

大事な面接や写真撮影が控えていてあまり口元を目立たせたくない時にはクリアを。また、文化祭やクリスマス等のイベントで目立たせたい時にはカラーゴムにするなど、その時の気分で使い分け、楽しい矯正ライフを送ってみてはいかがでしょうか。

※基本的には月1回、矯正日の度にゴムの交換を行いますが、大事な予定の前でカラー変更の希望がありましたらお気軽にお声がけください。