クリニックブログ
Patient's voice
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こんにちは。歯科助手の大田です。
ワイヤー矯正では矯正用ブラケット(ブレース)という器具を使用します。
患者様の中には、装置装着に際して「歯に穴をあける感じですか?」と心配される方もいらっしゃいます。
現在の矯正治療では、矯正ブラケット装着に際しては、ダイレクトボンディングシステムという方法を採用しております。歯に穴などをあけることなく矯正用接着剤で付けていくシステムです。
今回は、ワイヤー矯正でのブラケット装着過程についてお話をしたいと思います。
ワイヤー矯正には「ブラケット」という小さな粒々の装置が歯に1個ずつ付いております。このブラケットを外れにくくする為に、前処理をしていきます。
余剰の接着剤を除去しつつ、位置を調整しながら1個ずつ装着していきます。
このような過程でブラケットを装着します。
初めてのことで不安かと思いますが、装着時に痛みはございません。
また、嚙み合わせ等により装置を削ることはありますが、歯を削ることはありませんのでご安心ください。
ブラケット装着後は、一人一人に合わせたワイヤーを入れ、ゴムや針金でワイヤーを固定します。ワイヤーを入れたことで歯に力が加わるので、治療の数時間後に違和感が出てくる場合がございます。
食事中などに硬いものを勢いよく咬むと、ブラケットやワイヤーが外れる事がありますが、その際は付け直しますのでご連絡ください。
梅雨入りのニュースが気にかかる季節となりました。皆様くれぐれもお体に気を付けてお過ごしください。