ささき矯正歯科クリニック

いなぎ駅前クリニック

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矯正装置でのトラブルについて

皆さんこんにちは。歯科衛生士の川端です。

今回はワイヤー矯正でよくあるトラブルと応急処置について説明していきます。

 

矯正生活が始まったばかりの頃は不安なことだらけだと思います。

その時によくあるトラブルとして、ワイヤーがブラケット装置から抜けてしまうことがあります。このトラブルはワイヤーの太さが細い時によくあります。

 

最初の頃のワイヤーはブラケット装置からワイヤーが抜けないよう、一番後ろのところを内側に曲げております。

この状態であれば問題ありません。もし、この状態でもお痛みがある場合はご連絡ください。

 

 

 

 

これはワイヤーが一番後ろの装置のトンネルから抜けてしまっています。

このようになる原因の一つは、お食事です。装置と装置の間、ワイヤーだけが歯の上を通っている部分に食べ物が強く当たってしまうと抜けてしまう時があります。

特に奥歯は食べ物を細かく嚙み砕く役割のある歯なので当たりやすくて抜けやすいです。

 

実際にこのようになってしまった場合は当院で調整いたしますのでご連絡ください。

 

 

もし、当院が休診の日に抜けてしまい、お痛みがある場合はご自宅にある爪切りなどで切れるようであれば切っていただいても問題ありません。(ワイヤーが太いと切れない場合もあります)

写真のように、抜けてしまった装置の一つ手前の装置の端で切ってみてください。そうすると痛みが軽減されると思います。

お痛みがなければそのまま過ごしていただき、診療日に調整いたしますのでご連絡ください。

 

最初は何かとトラブルが起こることが多いのですが、だんだん矯正装置が体の一部のように馴染んできますのでご安心ください。

 

他にも不安なこと、気になることあれば院長、スタッフに気軽にご相談ください。